オバナコウスケ
Obana Kosuke
ランク
新人作家
作風
できるだけお客様の心情に沿った作品になるように努めています。
作品例
今日、想いを告げる。
そう決意していたはずなのに、言葉が出てこない。
レストランでの彼女との会話はいつも通りに楽しい。
そう、「いつも通り」。この「いつも通り」を壊してしまうのではないか。
よぎった考えにとらわれ、一歩が踏み出せない。
別れの時間は刻一刻と迫っている。レストランから、駅までの道中、
自分の口数が減っていることを自覚する。彼女は知ってか知らずか、
楽しそうに来週の自分の予定の話をしている。
たどり着いたJR新宿駅の改札。ここで違う線に乗って彼女と別れてしまう。
「あの……」 絞り出した声は、緊張でかすれていた。
お客様への「共感(シンパシー)」を大切にしています。
「共感」を大切にすることで心情に沿った作品を作っていければと思っております。
誰かに伝えたい想いがある、という方の一助になりたいと考えておりますので、
ご用命の際はぜひお声がけください!