結婚式の余韻を楽しみたい!それなら二人だけの○○を作ろう!

一生に一度の結婚式でも、忘れていく

長い人生の中で、新鮮な気持ちで結婚式を体験できるのはたった1回だけ。

著名人や芸能人ともなれば、もしかしたら2回、3回とあるかもしれませんが、ほとんどの方が1回のはず。その貴重な機会を存分に楽しみたいという想いは誰にでもあるでしょう。

たくさんの準備をして、ワクワクしながら当日を迎えます。
ただ、憧れだった結婚式は、驚くほどあっという間に終わってしまいます。

ゲストとお別れをして、自宅に戻った途端、現実に連れ戻されてしまうのです。

「もう一度、やりたいな」
「今日の朝に時間が戻ってほしい」

というワガママな願望を抱くことは、不思議でもなんでもありません。誰もが同じように、その喪失感を覚えて、「やってよかった」と思うのがとても大切だと思います。

しばらくの間、結婚式の余韻を楽しむために、ゲストやカメラマンが撮ってくれた写真を見返す日々が始まります。何十、何百枚ある写真を一枚、一枚目を通すだけで、その日のことが蘇ってくるでしょう。

しかし、日を追うごとに、記憶は風化していきます。

いつの日か、写真を見てもどこでどんなシーンだったか鮮明に思い出せなくなります。
あんなに憧れて、準備して、楽しんだ一生に一度の結婚式のことを忘れていくのは、少し寂しいですよね。

一生に一度の結婚式だから、残しておく

結婚式で使われるものってたくさんあると思います。
ドレスやお花、席次表や二人の似顔絵など、様々な演出・装飾アイテムを用意します。

ただ、思い出だからといって全てのものを保管していくのは難しいはず。

例えばお花は、ブリザーブドフラワーであれば枯れないため飾っておくことが可能ですが、生花だと日が限られます。

お金をかけた席次表も、一つの思い出として取っておくことはあるかもしれませんが、いつか見返したときに記憶が蘇るきっかけにはなりにくいです。

他にも定番としてあるのは、プロフィールムービーやエンドロールムービー。

結婚式後、視聴する機会は少なく(また、再生する手間があり面倒だったり…)1日だけのためにしては少し大きな金額がかかりすぎている印象を受けます。今であれば、自作で簡単にできてしまいますからね。

また、今は新型コロナウィルスの影響によって、できる演出等が変わってきました。披露宴自体の時間短縮や、料理が重箱での提供になるなどの変化が見られています。他にも、ゲスト全員が交流できるようなものは敬遠されがちです。

準備をする際は、当日楽しめるものだけではなく、式後のことをイメージした選択をしてみてください。

大切な思い出を忘れないように、これからもずっと残せる二人の何かを。

一生のための、二人だけの小説

写真でもなく、動画でもなく小説なのは理由があります。

写真は、当時の姿が留められた絵ですが、写真一枚から詳細まで思い出すことは難しいです。

動画は、姿も声もはっきりと残され、視聴した時にインパクトを与えられますが、映像データが50年後も残っているかというと疑問です。昔で言う、VHS(ビデオテープ)が最新AV機器で見られないのと同じです。

小説は、言葉で紡がれた想いが詰まっています。

二人が結婚式に向けて、準備をしている頃に取材を行ないます。

付き合った頃やプロポーズの前後のことについても綴られており、読み返すだけで当時の想いが蘇ってくるはずです。

これは、決して結婚式に配布する必要はありません。

二人が、大切な思い出をしっかりと残しておきたいという気持ちさえあれば十分なものだと思っています。

色褪せない愛や想いを言葉で表しておくと、結婚式後、何年、何十年経っても新鮮な気持ちを味わうことができるかもしれませんね。

おふたりの物語を、ぜひお聞かせください。

ウェディング小説をつくる

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