結婚式で小説を配ったら面白い?サービスが生まれた3つの理由

テンプレ結婚式に飽きた!から、考え始めた

結婚式に1、2回ほどの参列経験であれば、感動したシーンも多かったのではないでしょうか。新婦の美しさに涙したり、凝った演出に驚いたり、普段食べないような食事に舌鼓を打ったりなど、2時間半〜3時間弱を存分に楽しんだ記憶があることでしょう。

しかし、5回、10回、20回と参列すると、結婚式のプログラムに大きな変化もなく『新郎新婦が変わっただけ』の印象を抱き始めました。

そして何より悲しかったのが、祝福の気持ちよりも義務的に、事務的な心持ちになっていることに気づいたのです。

決して派手な演出や装飾を期待しているのではなく、テンプレートすぎる進行に疑問が生じたのです。

また、何度も参列しているうちに、俯瞰的な視点を持って当日を迎えることになりました。

それが、ウエディング小説…ライフストーリーウエディング誕生のきっかけです。

結婚式当日に、新郎(新婦)の顔を初めて見たという経験

みなさんも経験はありませんか。

会場に到着し、ウェルカムボードに飾られた写真を見て、招待者のパートナーはこんな人なんだ!と。

招待者からパートナーを紹介された場合や、共通の友人同士の結婚であれば、顔見知りになっているでしょう。ですが、そのケースは稀だと思っています。

初めて顔を拝見したということは、もちろんその人柄や性格もわかりません。
知る手段といえば、席次表に書いてある一問一答程度の情報。

知らないまま始まってしまうことに、違和感を覚えたのが、1つ目の理由です。

新郎新婦が入場するまでの時間が手持ち無沙汰という経験

挙式が終わり、披露宴会場へ移動。席次表を持って席に着きますが、新郎新婦が入場するまでの時間が退屈でした。

同じテーブルに友人がいればまだしも、時には主役以外知らないという状況もあるはず。その際、始まるまでスマホをいじるだけで特別なことはほとんどありません。

席次表に目を通しても、読み物ではないため、もって数十秒程度。

待ち時間は長いときで15分〜20分ある中で、無意味に過ごすのがもったいないと思うようになりました。

このスキマ時間で、何か楽しめるコンテンツや演出があれば良いのにと考えたのが2つ目の理由です。

知らないまま始まり、知らないまま終わる結婚式の経験

待ち時間が終わったあとはいよいよ本番。

しかし、結局新郎(新婦)はどんな人かわからない。

そんな同じ気持ちを抱いているゲストのために、司会者が簡単なプロフィールの紹介と馴れ初めを話すのが一般的。

ただ、その頃のゲストは提供された食事に手をつけ始めており、話半分で聞いています。また、耳から入る情報のため情景等が浮かびづらいです。司会者のテンポで進んでいくため、ゆっくり聞き入ることもできずに終えてしまいます。

結局そのあとは、お決まりのケーキ入刀に始まり、お色直しをして、ゲストによる余興をやって、テーブルを回って写真を撮って、新婦の手紙を読んでお開きです。

一生に一度の結婚式で、参列する側も心から祝福したい!という思いのはずなのに、相手のことがよくわらないまま進行してしまう式にマッチするサービスはないものかと模索した結果、誕生したのがウエディング小説であるライフストーリーウエディング。

これが3つ目の理由です。

これらの背景があり、披露宴が始まるまでのスキマ時間を埋めつつ、新郎新婦二人の人柄を知ることのできる演出兼ペーパーアイテムが完成したのです。

動画が主流の時代の今、逆行するようなサービスに驚かれる人もいます。

でも多くの人が「ありそうで、なかった商品」と口を揃えて言います。

動画で簡単に情報が伝えられてしまう現代だからこそ、文字や言葉を通じて想いを伝える良さを感じ取ってもらえれば幸いです。

知らないまま始まって
知らないまま終わる。

ふたりのことが伝わる結婚式に
ウェディング小説

ウェディング小説をつくる

関連記事